Windows 10 でクラシックテーマ再現 - Win Classic for Win 10 -

 みなさん、こんにちは。
 この記事はおよそ1年前の内容となっていますが、未だに閲覧者があるようなので、随時内容を更新しながら提供していきたいと思います。

 いきなりですが、問題です。
 次のクラシックな壁紙を適用した Windows はどのバージョンかすぐにおわかりになりますか?

画像
 

 これは Windows 10 です。
 Windows 7 までは誰でも設定できた Windows Classic は Windows 8 以降、設定できなくなっているのは周知の事実です。
 しかし Windows 10 をカスタマイズした結果、ここまで Windows Classc を再現できます。

 これより、Classic テーマを再現したデスクトップ画像を元にカスタマイズ方法を紹介していきます。

Menu
1 デスクトップアイコンの設定
 1a アイコンフォントカラーの設定…… 難易度・低
 1b アイコン画像、名称の設定…… 難易度・低~中

2 スタートボタン、タスクバーの設定

 2a フリーソフト Classic Shell でスタートボタン、タスクバーをクラシックに…… 難易度・低
 2b フリーソフト Windows 10 Taskbar Context Menu Tweaker でタスクバーの右クリックメニューをクラシックに…… 難易度・低
 2c フリーソフト Winaero Tweakerでタスクバーのサムネイルを非表示に…… 難易度・中
 2d フリーソフト TTClock でタスクバー上の日付・時刻を見やすくする…… 難易度・低
 2e フリーソフト CustomizerGod でタスクトレイ(通知領域)アイコンのカラー化…… 難易度・中~高

3 旧バージョン Windows からアクセサリソフトをインポート…… 難易度・∞
4 Windows Explorer のカスタマイズ 難易度・低



1 デスクトップアイコンの設定

 まず初めに申し上げておきます。
 デスクトップアイコンのうち、ネットワークコンピュータの名前が違うと感想を抱いた方がいらっしゃると思います。
 このアイコン名称は英語版 Windows 95 で Network Neighborhood となっていましたが、以降のOSでは名称が日本語バージョン同様、変化しています。

 私は以降のOSで使用された名称 My Network Places を省略した My Network と命名していますので、このことに関する指摘はしないでください(笑)

 日本語バージョンならびに英語バージョンのデスクトップを再現したい方のために、Windows 95 の日本語バージョンと英語バージョンの名称を以下に書き留めておきますので、参考にどうぞ。

コンピューター → マイ コンピュータ → My Computer
ネットワーク → ネットワーク コンピュータ → Network Neighborhood
ごみ箱 → ごみ箱 → Recycle Bin
ユーザーのファイル → マイ ドキュメント → My Documents
(かつて実装されていた)受信トレイ → Inbox
(Window 8 で廃止された)ブリーフケース → My Briefcase
※ Windows 95 でのカタカナ表記は半角文字です。

1a アイコンフォントカラーの設定 難易度・低
 では本題に入ります。
 こちらのダークブルーのデスクトップ画像と最初に紹介したWindowsロゴのデスクトップ画像を見比べてください。
 何か違いがわかりますでしょうか?

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 正解は アイコンのフォントカラーが違う です。

 Windows ロゴのデスクトップは背景を白に単色設定したうえで壁紙を使用したので、アイコンのフォントカラーが黒になっています。
 アイコンフォントカラーは壁紙を使わない状態において、背景色が黒に近いものは白、背景色が白に近いものは黒に自動設定されるのが Windows 10 の特徴です。
 このため、ダークブルーのデスクトップはフォントカラーが白になります。

 ところで Windows 7 までのOSではデスクトップのカスタマイズ画面でデスクトップ各項目に対して詳細設定が可能でしたが、 Windows 10 の最新バージョン1703(OSビルド15063.68)において、その機能は簡素化されたものとなっているため、思うように設定できません。

 たとえば現在、アイコンのフォントカラーが白の場合、白っぽい色の壁紙を使おうとすると、アイコン文字が壁紙の色と同化してしまい、非常に見づらい状況になってしまいます。
 Windows 7 まではアイコンのフォントカラーをユーザーが好きなように設定できました。しかし最新の Windows にはアイコンのフォントカラーを設定するインターフェイスが用意されていないのです。
 Windows 10 ではこれらの状況を回避する策として、壁紙を適用する前にあらかじめ背景色を白か黒に設定し、適用しようとする壁紙とアイコンのフォントカラーがだぶらないよう配慮しなければなりません。

 デスクトップなどの文字フォントを変更するために使用したフリーソフト
 Meiryou UIも大っきらい!! ver2.34 Copyright(c) Tatasu 2005,2012-2017
 noMeiryoUI.exe で検索


1b アイコン画像、名称の設定 難易度・低~中

 デスクトップアイコンは従来のOSと同様に表示できるほか、アイコンを任意のものに変更することができます。
 こちらで用意したものは、Windows 10 の中にあるアイコンライブラリだけでなく、Windows95 OSR2 (OEM Service Release 2)や Windows 98 並びに PLUS! 95、PLUS! 98 のアイコンから厳選したものです。
 My Computer と Recycle bin のアイコンは Windows 10 のダイナミックリンクライブラリ(.dll)から、ほかのアイコンは旧バージョンのOSアイコンを使用しています。
 アイコンの著作権はマイクロソフトにあるので、大きな声で言えませんが、英語で検索すればアイコンを配布してるサイトが見つかるでしょう。

 アイコン名称は変更したいアイコンの上で右クリックして名前の変更メニューが表示されるものと、表示されないものがあります。
 右クリックして名前の変更メニューが表示されないものは、レジストリの書き換えが必要になります。
 どうしても変更したい方は Win10 ごみ箱 名前変更 で検索してください。
 同様にほかの項目もネットで検索すれば、欲しい回答に行き着くでしょう。


2 スタートボタン、タスクバーのカスタマイズ

2a フリーソフト Classic Shell でスタートボタン、タスクバーをクラシックに 難易度・低

 Windows Classic に慣れたPCユーザーにとって、Windows 8.1 以降で採用されたスタートボタンの形式に慣れるのは正直きびしいものがあるかもしれません。
 Windows 95 で採用され、以降登場したMicrosoft の OSでも(Windows 7 まで)継続採用されてきたGUIは一種の様式美さえ感じる、洗練され完成されたスタイルだと、私は断言します。

 ここで使うフリーソフトは、この手のウェブ記事に必ずと言ってよいほど登場する Classic Shell です。
 マリンブルーのホタテ貝をモチーフにした Classic Shell のアイコンは、某石油会社を彷彿とさせるものがあります(笑) が、単にシルエットが似ているだけでデザイン細部は異なります!

 Classic Shell のダウンロードサイトにある紹介画面では Windows のスタートボタンがシェルアイコンになっていますが、これはもちろん変更可能です。
 Windows 95 ~ 2000 までのロゴを選ぶもよし、XPでマイナーチェンジしたロゴもありです。あるいはXPで標準採用されたビジュアルスタイル Luna にするのもいいでしょう。

 ここで注意点。
 スタートボタンの見た目を変更したい場合、画像データは自前で用意する必要があります。
 画像データの形式などはClassic Shell をインストールした後にヘルプを参照してください。ヘルプは英語で書かれていますが、スタートボタン画像のダウンロード先へのリンクがありますので、これから用意しようとする方も安心です。

 なお、Classic Shell は日本語版もあるので、ダウンロードする際は日本語版をぜひ選択してみましょう。
そしてダウンロード→インストールしたならば、早速設定してみましょう。

 クラシックシェルをインストール後、まず始めに行いたい作業はタスクバーにピン留めされている項目を把握し、不要な項目のピン留めを解除することです。
 この時、スタートボタンの右隣に Cortana 関連のアイコンが表示されているでしょうから、これらをすべて解除、または表示しないを選択していくと、ツールバーがすっきりします。

 次にタスクバーを右クリックして表示されるコンテキストメニューから、ツールバー > Quick launch を選択してみましょう。
 すると、 Quick launch ツールバーがツールバー右サイドに表示されますので、これを好きな場所へ移動させます。
 また、 Quick launch ツールバーに、お好みのショートカットをセットできます。普段よく使うショートカットをセットしておくと作業効率がぐんとアップします。

 ここまでの作業がすべて終わると、次のような表示が可能になります。
 ※ 設定によっては全く別の外観になることがあります。

画像


 画像ではスタートメニューの様式をクラシックスタイル、小さいアイコンを使用、タイトルを表示しない設定にしています。
 タスクバーカラーはWindows XP SP3 で使用されるカラーコード C8D0D4 (RGUは212,208,200)としています。

 以下 Windows 95 から 2000,XPで使用されたグレーのカラーコードを書き留めておきますので、タスバー配色の参考にどうぞ。

 Win95 Win98 C0C0C0 192,192,192
 Me C0D0CF 207,208,192
 2000 XP C8D0D0 208,208,200


2b フリーソフト Windows 10 Taskbar Context Menu Tweaker でタスクバーの右クリックメニューをクラシックに 難易度・低

 タスクバーの右クリックでメトロなデザインのコンテキストメニューが表示されますが、これをカスタマイズすることが可能です。
 こちらはOSのビット数にあったものをワンクリックするだけで、タスクバーでの右クリックで従来のコンテキストメニューが表示されるようになります。

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2c フリーソフト Winaero Tweaker でタスクバーのサムネイルを非表示に 難易度・中

 Windows 7 以降、タスクバーに現在開いているプログラムなどのサムネイルが表示されるようになりました。
 しかし、クラシックテーマをお好みの方の中には、サムネイル表示そのものが一切不要だとおっしゃる方もいるのではないでしょうか。
 ネットで検索すると、サムネイルが表示されるまでの時間(ホバータイム)を多く設定すればよいとの情報があります。しかし Winaero Tweaker では、サムネイル表示の停止設定が可能となっています。

 Desktop and Taskbar の設定項目のうち Taskbar Thumbnails と書かれたものを選択、ここで Disable thumbnails completely にチェックすれば、その後は一切サムネイルが表示されません。
 Winaero Tweaker は他にも多くの項目を設定できる Windows カスタマイズ用ソフトなので、Windows の動作制御に大いに役立つことでしょう。


2d フリーソフト TTClock でタスクバー上の日付・時刻を見やすくする 難易度・低

 Windows 10 で気になる部分の1つがタスクバー上の日付・時刻表示です。
 昨今のハードウェアの高性能化により、高い画面解像度が選択・使用可能となっています。
 この結果 Windows のアップグレードで最も影響を受けたのは、画面右下が定位置となっている日付・時刻のフォントサイズと言っていいかもしれません。
 タスクバーに表示される時刻のフォントがあまりに小さすぎて、「字がちっちゃすぎるんだよ!!!」と、私のように思わずイラッとしてしまう方がいてもおかしくありません。

 ここで私はかつて1990年代に TClock という優れた Windows 用ソフトが開発され、世に出回ったことを思い出しました。
 TClock は TClock Light に進化し、今もなお現役のフリーソフトとして多くのユーザーに愛されています。
 この開発者が日本人の Kazubon こと Kazuto Sato 氏というのはTClockユーザーの間に広く知れ渡っていると思いますが、海外で高く評価されているというのは、あまり知られていないようです。
 私のマシンでは、その流れを汲んだ TClock Light ではなく、TTClock で日付・時刻表示をカスタマイズしました。
 TClock Light と TTClock を比較検証して、選定した理由を述べておきます。

 TClock Light 時計のフォントカラーを黒に指定したにも関わらず、白いフォントカラーで時計が表示されるため、非常に見づらい。
 これは、TClock Light の書式設定の一部がOSの設定より下位のデータとして扱われ、OSのフォントカラー強制指定機能がタクスバー全体に作用するためと推察される。
 よって、黒を指定しても白いフォントで表示されるのだろう。
 時計の書式設定は柔軟性があるので、この先もこのままでお願いしたい。
 ちなみに TClock をベースにした、White-Tiger/Tclock という亜流ソフトが海外で作られている。
 従来のプログラムに存在したエラーなどを書き換え、最新のバージョンがダウンロードできると、この作者と思しき人の発言を某サイトでみた。こちらを試してみる価値はあるかもしれない。

 TTClock フォントカラーを含む時計の書式を設定どおり表示する。
 しかし、時刻表示にマウスオーバーした際、Windows の時計機能であるツールチップでの日付表示をしない仕様に問題あり。
 私のようにタスクトレイ(通知領域)をコンパクトにするため、日付は表示せず、時刻表示のみ表示している際は、現在の日付を確認するたびにタスクトレイを右クリックして日付と時刻の調整メニューを呼び出さなければならない。
 これが実にめんどくさい。
 サードパーティのソフトであれば、OSの搭載機能を無効にする際、ソフト自体に設定項目として用意しておかないと、単にOSの機能を削ってしまう結果につながる。
 こういう小さい部分をないがしろにしてる点がいただけない。
 さらに言えば、時計の書式設定の種類が少ないほか、時刻表示で9時30分などは必ず09:30と4桁を選ぶことになるのも残念。ここは 9:30 と表示するのが正解。
 とはいえ、肝心の日付・時刻表示性能がTClockより優れていると判断し、今回はこちらを導入。

 このように、双方に一長一短があるので、自分の環境にあったソフトを使ってみるといいでしょう。

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 ツールチップが表示されるだけのタスクバーになりました。
 ついでにボリュームコントロール新旧2種類の画像もアップしています。タイトルバーにマスター音量と書かれたものは、XPの Sndvol.exe をインポートして実行したときのものです。
 通常は右側の音量ミキサーが動作します。
 目ざとい方はすでにお気づきでしょうけれど、タスクトレイ(通知領域)のアイコンがカラーになっています。
 この設定方法は次項で説明します。



2e フリーソフト CustomizerGod でタスクトレイ(通知領域)アイコンのカラー化 難易度・中~高


 時計表示の項目でも触れた Windows によるタスバーのフォントカラーの強制指定の影響は、時計の隣の通知領域にあるメトロアイコンにも現れます。
 タスクバーに表示される、現在開いているフォルダーやプログラムの名称を示すフォントカラーは Classic Shell の設定で任意の色を指定できますが、通知領域のアイコンに対して効果が及びません。
 ディスプレイの色設定にハイコントラスト設定があり、ここでハイコントラスト設定を適用するとアイコンカラーが白から黒に変化するとの情報があります。
 ところが、ハイコントラスト設定を適用した場合、通知領域アイコンは枠線で囲まれ、非常に見づらい(というより醜く残念な)結果になります。
 通知領域アイコンがハイコントラスト設定時のように枠線に囲まれることなく、かつ視認性を高める手法はないものかと思案し、「通知アイコンを別のアイコンに置き換える」という結論に至りました。

 これを簡単設定できるフリーソフトがあるのかとネットで検索した結果…… なんと見つかりました!
 今回紹介する CustomizerGod です。

 本ソフトは日本で無名のようで、2017/9/24現在、ヤフーの日本語検索には1件もヒットしません。

 このソフトで、通知領域アイコンを別のアイコンに置き換えることが簡単に設定できます。
 アイコンを置き換える際、(.exe .dllなどの)システムファイル情報を書き換える場合 CustomizerGod が自動でシステムファイルのバックアップを作成し、いつでも元通りにできる機能が備わっています。
 なお、一部システムファイルのアイコンは読み取り専用モードになっており、アイコンを置き換えることができないことが示されます。

 置き換えたいアイコンは音量、ネットワーク、エクスプローラー(ハードウェアを安全に外してメディアを取り出す)、そしてIMEの入力モードアイコンの4つ。このうち、IME以外の3つは CustomizerGod で簡単に設定できます。

 日本語版 IME は英語圏で使われないため、 CustomizerGod のデフォルトメニューにありません。
 さらに問題としてIMEのモード変更すべてに対応する必要があることが挙げられます。
 ならばいっそのこと IME の DLL が持っている白アイコン情報をすべて黒アイコンに書き換えてしまえ!

 こんなめんどくさそうなことが簡単にできるのかと思いつつ作業を進めてみましたが、実にあっけなく終了。
 この記事を読んだ方の中にチャレンジする方がいるかもしれないので、その方法を書き留めておきます。
 (操作画面の画像を一切アップしませんので、文字情報だけで操作内容が理解できる方向けの話題になります)

・CustomizerGod を開いた状態で CustomizerGod の画面右下の三本線のアイコンをクリックすると CustomizerGod の画面が下に拡張し、メニューが追加表示されます。

・メニュー左端の One item と書かれた部分の直下に Open File ボタンがあるので、ここをクリックします。

・ファイルを開くメニューがポップアップ表示されるので、次の場所にあるファイルを選択します。
 C:\Windows\System32\IME\IMEJP
 このフォルダの中にある IMJPTIP.DLL を選択します。

・CustomizerGod の画面に戻り、先ほどの One item と書かれた部分の上に、IMJPTIP.DLL - Icons と書かれたメニューが追加されているので、これをクリックします。

・IMJPTIP.DLL 内部に登録されているアイコンが一覧表示されるので、左上のアイコンをクリックし、shiftキーを押したまま、最後のアイコンをクリックすると、すべてのアイコンが選択されます。
 この状態を保持したまま CustomizerGod の画面左下にある Export Resouces をクリックします。

・保存先フォルダーの選択画面が表示されるので、デスクトップなど Windows のシステムの影響を受けない場所にフォルダを作成し、保存先としてください。

・フォルダーの選択を終えたなら、保存先フォルダーが自動で開かれますので、保存されたアイコンを見やすいよう、中アイコンで表示するよう設定します。
 この時、フォルダーはそのまま開いた状態にしておきます。

・CustomizerGod の画面に戻り、白文字となっているアイコンを選択したなら、画面下の Change ボタンをクリックします。
 変更したいアイコンが保存されているフォルダーは、さきほどから開いたままのフォルダー内に保存されたアイコンなので、そのフォルダーを指定します。
 フォルダーを指定したなら、変更したい白いフォントのアイコンと隣り合う、黒いフォントのアイコンを選択して白アイコンをすべて黒にしていきます。
※ 私の環境では 般 と 無 のアイコンが選択できず、変更できませんでした。

・変更のつど Explorer が自動で再起動されます。
※ 画面表示と実際の変更内容が異なる場合が見られましたので、作業終了後に正しく書き換えたことを再度DLL
を開いて確認してください。

・変更作業が終わったなら、アイコンを保存したフォルダを万が一のバックアップとして保存しておくといいでしょう。
 CustomizerGod はRestore Backup の文字がメニューに表示されていることから、今回変更した内容を元に戻せる機能があります。
 そのため特別心配はないと思いますが、不測の事態に備えてバックアップしておくことが大事です。
 この内容が難易度中~高というのは、この作業内容もさることながら、一部の動作が正常に行えないため、不測の事態に対応できるスキルのあるユーザー向けだからです。

 そして現在、IMEのモードは次のように表示されます。

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 デスクトップアイコンのフォントカラーが白であれば、タスクバーのフォント、アイコンも本来は白くなるところですが、タスクバーは黒いIMEモードが表示されるようになります。


 なお CustomizerGod のメニューにある General Icons で Windows のSystem32.dllに登録されているアイコンを任意に変更できる機能があります。
 これにより、次のように変更することが可能です。

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 Aドライブだけでなく、外付けHDDドライブとUSBドライブが懐かしいアイコンに切り替わっているのがおわかりになるでしょうか。
 最近のほとんどのマシンに搭載されることのないであろうフロッピーディスクドライブが私のマシンに搭載されています(笑) そして実際動作します!

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 Windows 10 のエクスプローラーの前で電卓を実行。あれ? 電卓がクラシックモードになってる!?
 この話題は次項で説明します。


3 旧バージョン Windows からアクセサリソフトをインポート 難易度・∞


 一見すると操作面での難易度からして、決して高いハードルではありませんが、肝心のソフトを古いOSからインポートする部分での難易度が人によって変わるため、難易度∞としてあります。

 Windows の実用性の高いおまけソフトとして、電卓、メモ帳、ワードパッド、ペイントが挙げられます。
 Windows エクスプローラーにリボンが実装されて以降、これらソフトにもメニューのリボンが実装されていますが、いまだに使い慣れない人もいるかもしれません。
 かくいう私はリボン否定派なので Windows XP 付属のこれらソフトが今も手放せません。

 Windows には互換モードという機能があり、アプリケーションが正常に動作していた時期のOSを指定すると、そのアプリケーションの正常動作を検査する機能が組み込まれています。
 Windows 10 では、(電卓などの)実行ファイルのプロパティを開いて互換性タブから互換モードを指定することで動作します。
 互換モードを Windows XP 以前のバージョンの Windows に選択可能であれば、カラーモードを8ビットに制限すると、Windows 10 で次のように動作します。

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画像


 ご覧のように Windows 10 で動作しているにもかかわらず、タイトルバーの外観などが Windows Classic そのものになります。ただしXP以前のOSを指定可能なものに限ります。
 Windows 10 は平面的な印象を受けますが、クラシックモードはボタンなどが立体的な表現になります。

 この機能を Windows 10 本体で実行させることも決して不可能ではありませんが、OSに深刻なエラーが生じるおそれがあります。
 この機能をオンにした Windows Classic な Windows 10 が主に外国のサイトや動画サイトで紹介されています。
 私のマシンで実行しようか散々迷った挙句、見送ることにしました。
 複数のPCを所有していて、OSのバックアップ体制が整っている方であれば、一度くらい試してみてもいいかもしれませんが、1台しかPCを所有していない方には決しておすすめできるものではありません。

 そして興味深い話ですが、Windows Classic の外観でいて Windows との完全互換性を保ったOSが2017年の現在進行形で作られています。
 ベータ版レベルとも言い切れない段階のOSがダウンロードできることは、今の日本であまり知られていないようです。ヤフーの日本語検索にひっかかる記事の大半は、外国サイトのものです。
 私はそのサイトの画像でしか見たことがありませんが、確かに外観と操作性は Windows そのものと言えるOSのようです。
 メインマシンにインストールするのは当然、セキュリティなどの問題をはじめ、ドライバーやプログラムの環境に不安があるため、避けたほうがいいでしょう。見た目は Windows でも当然 Microsoft のサポートは一切受けられません。
 しかしどうしても試してみたいという方は、インストールプログラムをダウンロードして実行してみてはいかがでしょうか。

4 Windows Explorer のカスタマイズ 難易度・低
 1~3までに紹介したソフトのほか OldNewExplorer というフリーソフトを使い、Windows Explorer のカスタマイズもやってみました。
 OldNewExplorer でリボンの使用をやめ、失われたかつての機能、コマントバーを再現します。
 同時にメニューバーも表示させるよう設定します。
 OldNewExplorer は日本語パッチがあるので、こちらを適用するのをお忘れなく。

 そしてClassic Shell の設定でClassic Explorerツールバーをオンにします。
 Windows 10 のExplorer 右上に表示される検索窓は従来の形式より使い勝手が向上していると判断したため、表示しないという選択肢はありません。私は残しておきました。
 すでに紹介した項目の中からフォルダーの画像をご覧ください。



おわりに


 簡単に設定できるようでいて、実際ここまで変更するために相当時間がかかりました。パワーユーザーならともかく、これを見たビギナー、ライトユーザー層の方が同じように操作して確実に成功するとは断言できません。
 レジストリ操作のミスやアプリケーションの不具合など Windows の動作不具合が生じないという保証はできかねるため、わかる人にはわかるよう、あえて説明文主体の構成としました。

 このため、今回紹介したサードパーティ製アプリケーションの説明画像は一切掲載しませんでした。
 また Classic Shell のような超メジャーなサードパーティアプリケーションの説明は他のサイトで見たほうが早いので、こちらも割愛した次第です。
 日本ではまだなじみのない CustomizerGod は説明画像を添付したほうがよかったかも知れませんが、Resource hacker を操作したことのある方であれば、アイコン抽出と置換え作業もお手のものでしょうから、説明文を見ただけでわかるかと思い、やはり割愛しました。

 そして Tclock Light と TTClock の比較について、辛辣ともとられかねない率直な感想を述べさせていただきました。
 今回、真剣によりよいものを選びたく、両者の64bitバージョンを実際に使って比較検証しました。
 両者のどの点に着目し、導入の選択基準とすればよいのかなどの選考基準をネットなどの情報から事前に得ることができませんでした。
 私と同じ境遇の方にとって、この記事が今後の参考になれば幸いです。
 どちらもこの先、ブラッシュアップを重ね、さらに性能向上していくことを期待しています。
 現状どちらにも問題点があると考えていますので、どちらが先により完成度の高いものをリリースしてくださるのか、今から楽しみにしています。

 最後に Windows 10 ではないバージョンの Windows を使用されている方、このデスクトップ画面をご覧になってどう思われましたでしょうか。
 メトロでモダンな現代風の Windows 10 のデザインが最新OSを敬遠する理由であれば、その認識を少し修正する必要があるでしょう。
 限定的ではありますが、Windows 10 においてこのようにクラシックなデザインを設定することができます。

 最新の機能は最新の Windows でしか実行できません。
 Windows Classic を従来通り設定できる最後のOSバージョンである Windows 7 も2020年にはサポート終了です。

 Windows98 はもう過去の遺産、使い勝手の良さを誇った Windows XP も過去の話。そして Windows 7 もあと3年の命。
 ここで消えゆくOSにすがり続けるより、いっそのこと早いうちに新たなOSに触れてみてはいかがでしょう。
 そしてデスクトップを思い切りカスタマイズして、作業効率アップ、生産性の向上を目指してみませんか。

 おまけ
 今の時代だからこそ IE4 で登場した Acthive Desktop の機能が欲しいです!

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